【結婚相談所】費用、トラブル事例、対処法・・・成婚するまでに知るべき6つの事

婚活というワードが誕生して様々な形での出会いの機会が増え、結婚相談所の案内なども数多く目にするようになりました。

規模や価格帯、タイプなども多様化し、ニーズに合わせて気軽に加入できる一方で、トラブル等が報告されているのも事実です。

そこで今回は結婚相談所で実際に起きたトラブル事例とそのようなトラブルを未然に回避する方法やトラブルに遭ってしまった場合の対処法をご紹介していきます。


目次

デメリット

費用のタイミング

費用の相場

その他費用

トラブル事例と対処法①

トラブル事例と対処法②


デメリット

(1)費用がかかる

結婚相談所にもよりますが、一般的に入会金の他に成婚料、イベント料等がかかります。平均的データでは1年間活動した費用は以下の通りです。

  • 仲介型 30~40万円
  • データマッチ型 20万円前後
  • インターネット型 4万円前後
  • 特定型 10~50万円(男女特定条件による差が大きい)

(2)会うまでのスタートラインになかなか立てない人も

男性は年収などのスペック、女性は年齢・容姿などで判断されるため、会えば魅力が伝わるような方でも、お見合いの席になかなかつけない事も。折角相談所に入会してもお見合いのチャンスが少ないという事になりかねません。

(3)自分に合ったスタイルの相談所を探すのが難しい

婚活ブームにより結婚相談所が多様化してきました。自分の希望を明確にし、どんな相談所があるのか知ることが大変重要と言えます。


(2)結婚相談所に入会して料金が発生するタイミングは?

では、以上の流れを踏まえて具体的にどこで料金が発生するのかについてみていきましょう。ただ、あくまで料金体系は結婚相談所により異なりますので、一例としてご参考下さい。

①入会時

まず最初にお金がかかるのは入会時です。具体的には入会金がかかります。その他、データ登録費や活動サポート費という名目で入会時に徴収される場合があります。

②毎月

入会後に毎月定額でかかる費用です。入会してから成婚まで、もしくは退会するまで毎月かかることになります。

③お見合いをするタイミング

お見合いを1回ごとにかかる費用です。

④パーティーに参加したタイミング

会員のみ参加できるお見合いパーティーがあります。こちらに参加した時にかかる費用です。

⑤成婚したタイミング

成婚が決まった際にかかる費用です。いわゆる成功報酬にあたります。


3、結婚相談所の料金の相場は?

では、いよいよ結婚相談所の料金の相場をみていきましょう。ただ、前述の通り料金体系は結婚相談所により異なりますので、一例としてご参考下さい。

(1)入会期間を通じてかかる料金の総額の相場は?

まずは総額の相場です。

仲人型の結婚相談所の場合、入会期間を通じてかかる料金の相場(成婚した方も退会した方も含んだ全体の相場)はおよそ40前後とされています。

(2)料金の内訳は?

では、内訳についてみていきましょう。

①入会時にかかる料金

入会時にかかる費用です。名目は入会金やデータ登録費、活動サポート費など様々な品目がありますが、総額の相場は10ほどとされています。

②毎月定額でかかる料金

入会後に毎月定額でかかる費用の相場は1ほどとされています。

③お見合いをするタイミングでかかる料金

お見合いを1回ごとにかかる費用の相場は5,000ほどとされています。

④パーティーに参加した際にかかる料金

会員のみ参加できるお見合いパーティーの参加費は1ほどとされています。

⑤成婚した際にかかる費用

成婚した際にかかる費用の相場は20ほどとされています。


4、男性必見!その他に結婚相談所に入会して成婚までにかかる費用は?

特に男性の場合ですが、結婚相談所に入会して成婚までにかかる費用は結婚相談所に支払う料金だけではありません。

普通に交際した場合にかかるお金と同様にデートでお金がかかります。また、結婚相談所でのお見合いのお茶代は男性が出すのがマナーとされています。

結婚相談所に支払う料金だけでなく、お見合いや交際中にかかる費用も知っておきたい所でしょう。ここでは結婚相談所に支払う料金の他に成婚までにかかる費用について書いていきます。

(1)お見合いの時のお茶代

前述の結婚相談所入会から成婚までの流れの中で記載した通り、データベース上でお互いに気に入ればお見合いすることとなります。このお見合いは高級ホテルのカフェなどで行われます。また、そのお茶代は基本的に男性が支払うとされています。

高級ホテルのカフェではコーヒー1杯でも1000円以上かかるので、お茶代は1回約3000円ほどかかります。

(2)交際中の食事代

お見合い後、双方の意向が合えば交際期間が開始します。交際中の食事代は必ずしも男性が支払わなければならないわけではないですが、女性に経済力があることを伝えて安心してもらうためにも出来る限り全額食事代を出しておいた方がよいでしょう。

また、相手に喜んでもらうためにもそれなりのお店を選ぶべきです。

そうすると金額は2人で1万5000以上、おおよそ2万円で考えておくべきでしょう。

(3)交際中のプレゼント代

交際中に相手が誕生日をむかえた場合などはきちんとプレゼントをした方がよいでしょう。また、クリスマスのタイミングでもプレゼントがあると相手は喜んでくれるのではないでしょうか。その場合、金額としては5万円以上のものを用意すべきでしょう。


1、結婚相談所でのトラブル事例

 ①追加費用の発生

入会時に、入会金・お見合い料・月会費・成婚時には成婚退会料と聞いていたにもかかわらず、お見合い写真の更新料やパーティー参加費用、お見合いに関する講習料など様々な追加料金を請求される、というトラブルがあります。

 ②高額な違約金に関するトラブル

やめようとすると高額な違約金を請求されるというトラブルがあります。

 ③コースの変更を勧められる

入会時にはスタンダードなコースでも成婚率が高いと聞いていたのに、入会後により料金が高いコースにすれば成婚できると強くコース変更を勧められる。

④入会・登録後のフォローがない

入会をしてから1ヶ月以上経っても相手が紹介されず、解約を申し出て初めてお見合いの申し込みがあると言われるなど解約を伸ばされたり、違約金の請求をされたりするケースもあるようです。

⑤担当カウンセラーが頻繁に変更される

カウンセラーが親身になって話を聞いてくれるために入会したのだが、入会後カウンセラーが頻繁に変更になり予め伝えてあった希望条件を引き継いでもらえず、何度も相談所とやり取りをするなど、相談所自体に不信を感じる方もいるようです。

⑥サクラ会員などの疑い

入会前に素敵な異性のプロフィールを何枚か見せられ、この方々とお見合いできると言われたこともあり入会したが、別の方と交際が始まったなど一人も会うことができない。

⑦個人情報の取扱いについて

相談所主催のお見合いパーティー申込み時に伝えた個人情報を、その後悪用されていないか心配になるケースも。この際、実際にパーティーは開催されていなかった。

⑧個人情報の管理方法の説明が不十分

結婚相談所への登録時、住所、経歴、年収、預貯金などの申告や社員証明書等の証拠書類の提出を行ったが、管理方法についての説明が不十分。

 

2、結婚相談所でのトラブルを未然に回避するためのポイント

ではトラブルに遭遇しないためにはどのような回避方法があるでしょうか。ここでは、入会時のチェックポイントをご紹介します。

(1)連盟や団体に加入しているか

以下のいずれかの団体に加盟しているかをチェックして一つの指標にしましょう。長年のノウハウや加盟店のネットワークを活用することができます。

  •  ①日本仲人連盟(NNR)
  • ②日本ブライダル連盟(BIU)
  • ③優良結婚相談所認定制度(株式会社パルティール)
  • ④日本結婚相談協会(JBA)
  • ⑤日本結婚相談所連盟(IBJ)

2)「個人情報保護方針」を記載しているか

ホームページやパンフレットなどに、個人情報の取り扱いについての記載があるかチェックをしましょう。必ず記載しなければならない項目でもあります。


(2)お見合い相手・交際相手とのトラブル

①プロフィールの虚偽記載

結婚相談所への入会時には個人情報を証明する書類を提出させられるのでプロフィールの虚偽記載は基本的に起こらないはずなのですが、まれに虚偽のプロフィールが表示されるトラブルが発生します。 具体的に虚偽記載となったポイントは以下の通りです。

  • 身元確認

入会や登録時に身分証明書を用意させる結婚相談所は多いのですが、この身分証明書の持ち主が実際は別の人物だったという事例も発生しました。

  • 経歴・職歴

結婚相談所から紹介された男性と連絡先の交換やメールのやりとり、デートを何度かしたが、その彼と同じ会社に勤めているという友人が偶然いて話を聞くとその相手が在籍していなかったというトラブルが報告されています。

  • 年収・趣味・嗜好

相談所でのプロフィールには、年収◯千万と書いてあるにも関わらず、実際には程遠い場合や、タバコを吸わないと申告していたのにお見合いの席で吸っていたなど、事前のプロフィールとかけ離れているケースも報告されています。

  • そもそも独身者でない

京都府宇治市の市議が既婚者でありながら、婚活サイトに登録し、サイト内で知り合い長男を出産した女性と裁判になったニュースも記憶に新しいのではないでしょうか。

②不動産などの投資用商品を売りつけられるトラブル

結婚相談所で知り合った相手から投資用不動産を勧められ、購入した途端連絡が取れなくなるというトラブルがあります。

③結婚すると決めて退会した後のトラブル

結婚相談所に入会して結婚する相手が決まったにもかかわらず、相手から交際を断られ、しかも成婚料が返って来ないというトラブルがあります。

④交際中の性交渉に関するトラブル

多くの結婚相談所連盟では、交際中の性交渉は禁止されています。それにも関わらず性交渉してしまい、後々トラブルに至るケースがあります。

 

3、結婚相談所でトラブルに遭ってしまった場合の対処法

幸せな未来のために入会しても事例で紹介したようなトラブルに遭遇してしまう可能性があります。ここでは実際にトラブルに見舞われた際の対処法をご紹介していきます。

(1)クーリングオフ制度の利用

クーリングオフとは、契約から一定の期間内であれば一切の不利益をこうむることなく、無条件で申し込みの撤回、または契約の解除ができる制度のことです。 「個人情報保護方針」と同様に必ず記載しなければならない項目です。登録後に「当初の説明と違った」といった場合、クーリングオフを使って契約を破棄できます。

(2) 相談窓口(消費生活センター・国民生活センター)の利用

実際に被害にあってしまった場合には、消費者センターや国民生活センターにすみやかに相談しましょう。

URL:http://www.kokusen.go.jp/

 


まとめ

前向きに結婚を考えている人に効率的に出会える結婚相談所。実際に相談所で知り合い仲睦まじく共に歩んでいるご夫婦もたくさんいらっしゃいますが、一方で少数ですがトラブルも発生しています。

万が一巻き込まれてしまった場合には、状況を把握して、冷静に対処したいものです。素敵なパートナーに出会って頂くにあたり、今回の内容が参考になれば幸いです。

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