【新郎謝辞文の作り方】オリジナリティあふれる挨拶文を書く4つのステップ

新郎の謝辞は、結婚式において披露宴のラストを飾る大きな見せ場です。

基本形をおさえながらも、ありきたりすぎない、ゲストに喜んでもらえる謝辞を読みたいと思いませんか?

そのためには、自分だから読めるオリジナリティあふれる内容にしたいですよね。

今まで数多くの結婚式の映像を制作する上で、たくさんの新郎の謝辞を目の当たりにしてきました。

そこで感じたことも交えつつ、基本的な謝辞の作り方と、あなた色の謝辞を仕上げるためのポイントをご紹介します。


目次

▼5つの基本セクションで謝辞を構成する

▼ふたりの結婚式ならではのエピソードを語る

▼オリジナリティを活かした文例を参考にする

▼結婚式当日に意識するポイント


5つの基本セクションで謝辞を構成する

文章を書く前に、どんな内容の構成で組み立てていくかを、セクションごとに考えるとスムーズに文章を書き進めることができます。

下記の5つが基本の文章セクションになります。

①あいさつ

披露宴のラストを飾る新郎の謝辞は、基本的には、ゲストに対する感謝のメッセージです。そんなゲストの方々や家族の皆さまに、出席してくれたことに対する感謝の気持ちを伝えましょう。

例文:「本日はお忙しい中、ご来席いただき、誠に有難う御座います。」

②お礼の言葉

ご上司や先輩、ご友人、ご家族の顔を思い浮かべながら、これまで御世話になったことへの感謝の気持ちを伝えましょう。

例文:「今日を迎えるにあたり、たくさんの方のお力添えを頂き、厚く御礼申し上げます。」

③エピソード

このセクションでは、オリジナリティをふんだんに盛り込みましょう。ユニークな内容で笑いを誘うこともこのセクションがポイントになります。

・披露宴中に明らかにならなかった新郎新婦のエピソード

・ご家族のエピソード

・披露宴中の友人スピーチ・余興の内容を活用する

・ご両家代表謝辞の内容を活用する

④今後の抱負

ゲストの皆さんに見守っていただいた結婚式を終えた後の生活を思い描きながら、今後の抱負を高らかに伝えましょう。

例文:今後は一家の主として責任ある立場を自覚し、より一層仕事に励み、また、温かい家庭を築き良き夫となれるよう努力し続ける所存です。

⑤結びの言葉

最後に、これまで御世話になった方々に、今後も末永いお付き合いになることへの挨拶で締めくくりましょう。

例文:みなさま、引続きご指導ご鞭撻くださいますよう、今後ともよろしくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。


ふたりの結婚式ならではのエピソードを語る

出席者を湧かせるユニークな謝辞には、新郎新婦ならではのエピソードやネタがカギとなります。

  • 2人のおもしろエピソード
  • 結婚式当日の天候を活用する
  • 新郎新婦に対する周囲の客観的イメージ
  • ご家族とのエピソード
  • 友人のスピーチや余興の内容を引用する
  • ご両家代表謝辞の内容を引用

エピソードを挙げるコツとしては、親しい友人に披露し、感触のよかったものを採用するとよいでしょう。

しかしながら、謝辞の本質は、ゲストに対する感謝を伝える事です。

エピソードを披露する部分は極力短くすることを意識し、多くとも1~2つ程度の内容に絞ることをオススメします。


オリジナリティを活かした文例を参考にする

文例① ~あいにくの天気を活かした謝辞~

本日はお忙しい中、私たちのためにご出席いただき誠に有難うございました。

あいにくのお天気でしたが、雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けずご来場くださったみなさまの大きな愛情に、胸が熱くなりました。

みなさまのお力添えのおかげで、こうして本日私たちは晴れて夫婦となれたことを、感謝申し上げます。

人生の新たな船出が大荒れと、思いがけず洗礼を受けましたが、これからの航海の途中にどんな困難があったとしても、本日駆けつけてくださったみなさまの思いに背くことのないよう、責任と自覚を持ち、2人手を取り合って舵を取り、海を渡っていきたいと思います。

波止場に立ち寄った際には、ご指導を引続きよろしくお願い申し上げます。

本日は、本当にありがとうございました。

文例② ~友人の余興を活かした謝辞~

本日は、私たちの結婚式にご出席いただき誠に有難うございました。

偉大な先輩方、大切な仲間、かわいい後輩たちに囲まれ、最高に楽しく温かい時間を過ごすことができ、胸がいっぱいです。

お忙しい中、プロ並みの余興を披露して会場を大爆笑の渦に巻き込み盛り上げてくれた〇〇、〇〇たちにも改めて感謝申し上げます。

あの瞬間、会場の視線を一心に集め、大歓声を浴びていた〇〇たちに、主役は俺なのにと軽い嫉妬すら抱きましたが、さすがのクオリティは友人として誇らしかったです。

披露宴の予定のある方、ぜひオファーがあればお申し付けください。

まだまだ未熟な2人ではございますが、こんなに素晴らしいみなさまとは末永いお付き合いをお願いしたいと思っておりますので、今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

本日は皆様、誠にありがとうございました。

文例③ ~新郎新婦のエピソードを活かした謝辞~

今日は、私たちふたりの結婚披露宴にご出席いただき、誠に有難うございます。

皆様からの心のこもった温かいお言葉、〇〇ともどもしっかりと胸に刻みました。

職場のパートナーだった〇〇が、今日から人生のパートナーとなります。

仕事で培った息の合ったチームワークで、今後も互いを尊重し、分業で助け合い、結果にコミットし、仕事でも家庭でも成長していきたいと思います。

なんだか、会社設立のあいさつのようになってしまいました。

未熟でいたらない私たちですが、皆様にはこれからも変わらぬご交誼をお願いいたします。

皆様のご指導、ご鞭撻をお願いして、私のあいさつとさせていただきます。

本日は皆様、誠にありがとうございました。


結婚式当日に意識するポイント

披露宴のラストを飾る謝辞は、新郎にとって、人生の晴れ舞台における見せ場となります。

ここはやはり、かっこ良く決めたいところですよね。

そこで、バシッと謝辞を読み上げるためのポイントを3つ挙げます!

①大きな声でハッキリと

緊張したり照れたりしても、絶対に表に出さず、堂々とした態度で臨みましょう。

姿勢を正して声は大きく、ハキハキとしゃべることに意識を置きましょう。

ぼそぼそと話したり、「えー」「あのー」と間延びさせたりしては、感動ムードが台無し。

ゲストの顔を見ながら語りかけるのがベストですが、頭が真っ白になってしまう不安が少しでもあるなら、メモを用意して内容を確認するとよいでしょう。

(カンペなしで臨むとしても、保険的な意味合いでメモを用意しておくのがオススメです)

②当日のエピソードを入れてライブ感を演出する

型にはまったスピーチをそつなくこなすよりも、多少言葉が拙くても結婚式を経たからこそ語れるスピーチの方が、ゲストに気持ちが伝わります。

できるだけ当日起こったことや感じたことを盛り込み、臨場感ある素直な言葉で、ゲストに感謝を伝えましょう。

③男泣きは全然大丈夫

感極まってつい男泣き・・・。

「恥ずかしい」と本人は萎縮してしまうかもしれませんが、感動の結婚式ですからゲストは寛大に受け止めてくれています。

そして意外なことに、その姿こそが一番ゲストの心を動かすことがあるのです。

男泣きをしたときは、たっぷりと時間を使って、ゆっくりと間をおいて、堂々と最後まであいさつをしましょう!


まとめ

基本セクションに沿って大まかな構成を組立てたら、後は自分らしいエピソードをスピーチに肉付けするだけで、オリジナリティあふれる謝辞ができちゃいます。

私の映像制作の経験上、これまでたくさんの新郎謝辞を実際に見てきました。

じっくり時間をかけて謝辞を考えてきたものの、結局は当日感じたことをそのまま伝える為に、用意したメモを見ずに謝辞を述べられる新郎もたくさんいらっしゃいました。

そのこと自体を謝辞に盛り込むことも、とても良いと思います。

大事なことは、ゲストの方々に感謝の気持ちが伝わることです。

それができていれば、どのような形でも構わないのです。

感動の結婚式を経験したあなただから感じる素直な気持ちを、飾らず率直に伝えることが、ゲストの心を動かすはずです。

ぜひご参考になれば幸いです。

関連記事一覧

PAGE TOP
Language