「結婚式を挙げたいけど、妊娠してるし・・・」と諦めてはいませんか?
安心してください!
厚生労働省の調べによると、平成21年時には、結婚をしたカップルの4組に1組が、婚姻前に妊娠していたそうです。
4組に1組と聞くと、意外と多い数字ですよね。
「できちゃった婚」という言葉も、今では「授かり婚」、「おめでた婚」という言葉で表現しネガティブなイメージも少なくなってきました。
妊娠中に挙式をすることを「マタニティウェディング」といいます。
妊娠中に結婚式を挙げたい!という新郎新婦のニーズを受けて、結婚式場ではマタニティウエディングのプランを用意しているところも、今や珍しくありません。
さて今回は、マタニティウエディングを挙げるなら知っておきたいことをご紹介します。
目次
マタニティウエディングの嬉しい4つのメリット
マタニティウエディングで乗り越えるべき6つのこと
マタニティウェディングをやるのは、妊娠〇ヶ月がオススメ!
マタニティウエディングで考えるべき6つのこと
マタニティウエディングの嬉しい4つのメリット
妊娠中でなくても、出産してから結婚式を挙げるという選択肢もあります。
子供と一緒に挙げるのもステキなのですが、小さい子供がいると、時間に自由が効かず準備も大変です。
近くに頻繁に預かってくれる親戚などがいればいいですが、そうでない場合は、やはり大変です。
最近では、マタニティ向けのドレスも豊富になりました。
ブライダルインナーも進化しているので、衣装で困ることはほとんどありません。
マタニティフォトをわざわざ撮りに行く人もたりと、妊娠中だからこそできる事がたくさんあります。
何より、家族になったんだという実感を強く持つことが魅力ではないでしょうか。
それでは、以下にマタニティウエディングのメリットを挙げます。
- お腹の赤ちゃんと一緒に結婚式を挙げられる
- 家族になったという実感が湧く(夫婦の絆が深まる)
- 挙式をしてから出産という流れを保てる
- 子育てが大変になる前に挙式ができる
マタニティウエディングで乗り越えるべき6つのこと
やはりマタニティウエディングをする上で大変になるのは、新婦の体調面と、出産までのスケジュールとの兼ね合いではないでしょうか。
以下にデメリットをまとめます。
- 体調管理が難しい
- ドレス選びが大変
- 準備期間がつわりにぶつかってしまうと大変
- 周りに気を使わせてしまう可能性がある
- 挙式時期によっては予約が取りづらい
- 急な結婚式だと参列者が集まりにくい
マタニティウェディングをやるのは、妊娠〇ヶ月がオススメ!
マタニティウェディングを行う場合、おすすめの時期は妊娠5~7ヶ月目です。
マタニティウエディングを挙げる80%の方がこの時期に挙げられています。
妊娠初期はつわりが大変で挙式は現実的ではありません。
臨月付近は、新婦の身体の負担を考えて挙式をするべきではありません。
となると、必然的に妊娠5~7ヶ月目の挙式ということになるわけですね。
マタニティウエディングで考えるべき6つのこと
①準備
マタニティウェディングをやるなら、会場を決めてから3~4ヶ月で準備を進める必要があります。
病院に通うのはもちろんのことですが、両親や職場への報告も忘れてはいけません。
そこから式場・日取りを決めて、式の準備を始めます。
準備では、「ゲストのピックアップ、席決め、引き出物選び、演出、ウェルカムボードの作成」など多岐に渡ります。
手作りで色々やりたい!と思っていても、体力が追いつかなかったり、つわりで動けなかったりすることもあるでしょう。
病院に通うこともある中で、ゲスト選びや式の内容決め、打ち合わせ等、どうしてもやることが多くて大変です。
その中で、最も効果があるのは、極力、業者や友人の力を最大限借りることです。
ペーパーアイテムやウェルカムボード、映像など、頼めるものは極力お願いしましょう。
- ウェルカムボードは自作せず、業者やお店に頼む
- 挙式の打ち合わせは夫に付き添ってもらうか、夫一人で行ってもらう
- 席札などの小道具の作成は式場にお願いする
- 少人数の挙式や家族だけの挙式を検討する
アイデア次第で、挙式準備の負担を軽くする方法はいくらでもあります。
とにかく、できる限りの楽をして、体に負担をかけないようにすることが大切です。
②会場のプラン
最近では、マタニティウェディング用のプランを用意している会場も数多くあります。
式の打ち合わせは、基本的に「式場に出向いて行う」ことが多いのですが、「メールや電話」で打ち合わせが可能なところもあります。
なかには、「出張打ち合わせサービス」を実施している会場もあるほどです。
数カ月ですべての準備をするのは大変なので、パックプランなどを利用すると安心できますね。
③衣装
ドレス選びは、着心地のいいものを選んで長時間着ていられるものを選びましょう。
妊娠中の体型の変化は、予測不可能な部分があります。
特に太りやすくなる傾向にあります。
なので、式の直前にフィッテイングできる業者を選ぶことも大切です。
靴はヒールが高すぎず、安定しているものを選びましょう。
また、妊婦はむくみが出やすいので、式の前日に靴と指輪のサイズをチェックをしましょう!
インナーはサイズ調節が可能なマタニティ用のブライダルインナーがオススメです。
④当日の進行
挙式当日の妊婦さんの負担はできるだけ避けたいものですが、万が一ということもありえます。
当日急な体調の変化があった場合の、緊急時搬送先は確保しておきましょう。
母子手帳と保険証を忘れずに持って行くと安心です。
また、少しでも具合が悪くなったら、無理はせずに少し休みましょう。
そして披露宴の演出は、なるべく新婦にとって負担にならないものを心がけましょう。
ずっと立ちっぱなしの演出は避け、座ってリラックスできるような演出にしましょう。
新郎新婦が動きまわらずに、ゲストに順番にテーブルに来てもらって写真を撮ったりすると、疲れにくいのでオススメです。
⑤体型・体調管理
結婚式のためにダイエットをしたり運動をしたりする人は多いですが、妊婦さんの場合、激しい運動や極端な食事制限はNGです。
バランスの良い食事と。体調がいい時の軽めのウォーキングなどがいいでしょう。
一番に考えなくてはならないのはお腹の赤ちゃんです。
体調が悪く準備が間に合いそうになければ、無理に式を行う事は避けることも検討しましょう。
⑥夫や周囲の人の協力
妊娠が発覚した後、やるべきことはたくさんあります。
しかし、妊娠中にあまりに忙しくしすぎるのはよくありません。
手を抜けるところは手を抜いて、人に頼れるところは遠慮なく頼りましょう!
体調にもよりますが、妊婦さんは2週間~3週間に一度のペースで病院に通うことが多いでしょう。
様々な制約と体調の変化の中で、式の準備を進めていくので、夫の協力は必要不可欠です。
そんな状況で挙式の準備を共に進めていくことで、絆が深まったりお互いをより理解できるようになるご夫婦も多いようです。
それも、マタニティウエディングならではの魅力なのかもしれません。
まとめ
「結婚式を挙げたいけど、妊娠してるし・・・」と諦めかけていた方、いかがでしたでしょうか?
今では、様々なマタニティ対応のサービスもあるので、妊娠したからといって諦めることはないとお分かりいただけたと思います。
授かり婚で結婚式を行ったカップルの、70~80%が産後よりも産前の結婚式をオススメしています。
マタニティウエディングならではの特典もあります。
妊娠中はつわりが落ち着き体調が良くなってくると、女性ホルモンの影響で肌がキレイになったり妊婦の輝きが出てくる人が多いのです!
妊娠中だからこそできる、素敵な思い出が残る結婚式にできるはずです。
ただし、無理だけは禁物ということを念頭においておきましょう。
素晴らしいマタニティウェディングが実現することをお祈りしております。
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