DEPO LABO WEDDINGが、ブライダル業界のプロフェッショナルに取材を行い、実際にウエディングの現場で活躍する方々の、リアルな魅力をお届けします。
シリーズとしてお送りする、第一回目に特集するのは、ウエディング映像制作会社のFirst Film(以下ファーストフィルム)。
ファーストフィルムは、ブライダル映像業界において、革命を起こした会社です。
「結婚式場が提携している映像業者に依頼すると、なぜこんなに高いのか?それでいて、なぜクオリティが低いのか?」という新郎新婦の疑問の声に応えるように、適正価格でクオリティを追求した本質的な商品を提供しています。
そして、私が最も強調したいことは、ファーストフィルムの圧倒的な集客力です。
ファーストフィルムのサイトを見ればわかりますが、緻密な計算がされた視覚的なデザインで構成されています。
「人は何に惹きつけられるのか」を徹底的に熟知し、それを商品開発や、Webでのプロモーションに活用し、いまやブライダル映像業界において日本一の売り上げを誇っています。
そんなファーストフィルムの魅力を、同じ映像のプロフェッショナルの視点で、お伝えします。
目次
▼ファーストフィルムのプロフィール
▼「結婚式場の映像業者ってなんでこんなに高いの?」という声に応えた
▼本質的な映像を作っている
▼「人は何に惹きつけられるか」を知っている
▼情報発信メディアとしてのファーストフィルム
▼ファーストフィルムのプロフィール
First Film
結婚式のライブエンドロールビデオを中心とする映像商品を制作している。適正価格で本質的な価値のあるウエディングビデオ・フォトラボとして、新郎新婦はもとより、結婚式場からも高い評価を得ている。
運営会社は、株式会社バリエ。2013年6月4日設立。代表者は川久保 雅隆。
出典元: FirstFilm (http://www.first-film.com/)
▼「結婚式場の映像業者ってなんでこんなに高いの?」という声に応えた
式場との打ち合わせで見積もりを見て、こんなことを思った新郎新婦は多いはずです。
式場の提携業者に映像を依頼すると、一つの映像の単価が30万円を超えることも珍しくありません。
やはり、それ相応の金額を支払うことになるので、新郎新婦は、その金額分のものができあがると、期待をします。
映像のプロとして大切なのは、お客様にその金額以上の価値を感じてもらう映像を作ることです。
つまり、販売した金額を上回るものを確実に作るスキルが求められるのです。
しかしながら、「式場の提携業者の映像は、金額が高い割にそこまでクオリティが高くない」と不満を持つ新郎新婦がたくさんいらっしゃいます。
式場の提携業者の映像が高いのには、理由があります。
それは、提携映像業者から式場への仲介料の支払いが行われており、その分の金額を新郎新婦が負担することになるからです。
そこにかかるコストは、よりスペックの高い機材を使ったり、より高度な編集技術を用いたりという、映像の質を高める為のコストではありません。
新郎新婦とは関係ないところで行われている企業同士の都合で発生しているコストです。
それでいて、映像のクオリティを確保するためのカメラマンの人件費や技術費は、利益を最優先して最小限に抑えられています。
なので、現場経験の少ない学生アルバイトのカメラマンが撮影をすることもあるわけです。
30万円も払って、カメラマンが学生さんだったら、どう考えても納得できませんよね?
そんな新郎新婦の声に、いち早く応えたのが、ファーストフィルムなのです。
このブライダル業界の矛盾を、ファーストフィルムが自社サイトで公表したとき、テレビ等のメディアでも取り扱われ、業界内で一大センセーショナルが巻き起こりました。
ファーストフィルムは、式場を通さずに、新郎新婦と直接つながって、映像制作を行うスタイルをメインとしています。
そのため、無駄な仲介料が発生することなく、適正価格での映像商品の提供を実現したのです。
ファーストフィルムが上げた声がきっかけとなり、「自分たちが本当に納得できる結婚式を作る選択肢があること」に気付けた新郎新婦が増えたことは、確かな事実です。
▼本質的な映像を作っている
ファーストフィルムの映像商品の魅力は、ただ単に価格が安いというだけではありません。
本質を捉えた、本当の価値がある映像を作っているのです。
本質とは何か。
それは、「新郎新婦が求めているものを描くこと」にほかなりません。
例えば、ファーストフィルムの主力商品としているライブエンドロールの映像を観てみましょう。
特徴的なのは、新郎新婦以外のゲストやご家族のリアクションのカットが、これまでもかというほどに多いことです。
新郎新婦が催す結婚式というのは、ゲストに対するおもてなしの気持ちがベースにあります。
やはり、もてなす側からすると、どれだけ喜ばれて楽しんでもらえたのか、というリアクションを見たいわけです。
その部分を、ファーストフィルムは、映像の中で徹底的に描いています。
つまり、「新郎新婦が見たいもの」を描いているのです。
適正価格で、本質を捉えた映像が手に入るので、新郎新婦が満足しないわけがありません。
▼「人は何に惹きつけられるか」を知っている
上述したように、ファーストフィルムは、新郎新婦のニーズに応える力がとても強いのです。
つまりそれは、「人は何に惹きつけられるのか」ということの豊富な知識を持っていることにほかなりません。
映像の商品だけではありません。
綿密に練られたデザイン、思わず目を引くキャッチーな画面構成、心を打つコピーライティング。
そのどれをとっても一級品と言わざるを得ません。
ページのどこに何を配置するのか、細部に渡ってひとつひとつに確固たる理由があるのが素晴らしいところです。
こういったものは、「人が何に惹きつけられるのか」を熟知しているからこそなせる業です。
ファーストフィルムのブランドサイトには、新郎新婦が一目見ただけで心を奪ってしまうほどの力があります。
そして、掘れば掘るほどファーストフィルムの魅力に釘付けになってしまうのです。
この点が、数多くの新郎新婦に支持され、日本一の売り上げを誇っていることを裏付ける、大きなポイントです。
▼情報発信メディアとしてのファーストフィルム
ファーストフィルムが、他のウエディング映像業者と圧倒的な差をつけているのは、Webを活用するスキルと知識がケタ違いであるからです。
先ほど述べたブランドサイトの構成力の高さもそうですが、Webをどのように活用すれば最高の効果が出るのかという知識がハンパないのです。
ファーストフィルムは、映像制作業者としてだけではなく、新郎新婦にとって役立つ情報をブログで発信するという活動も行っています。
映像のことだけではなく、引き出物やドレスなどの、かゆいところに手が届く、いかにも花嫁さんが喜びそうな有益な情報を発信しています。
しかも、本当にコツコツとコンスタントに更新しているので、記事数がふんだんにあるので、ファーストフィルムのサイトを見るだけで、結婚式のほとんどの事を知ることができてしまうのです。
それだけの魅力的な情報が詰まっているので、定期的にファーストフィルムのサイトを訪れてリサーチを行う花嫁さんがたくさんいるはずです。
その中には、ファーストフィルムが映像制作会社であることに気づいていない人もいるでしょう。
しかし、繰り返しサイトに訪れ、記事の内容に感心していくうちに、「誰が書いた記事なのか」と気になるのが人間の性です。
執筆したスタッフの顔写真が添えることで、誰が書いたのかが一目瞭然であるとともに、自然と安心感も与えています。
つまり、「ファーストフィルムを知らない人」を、「ファーストフィルムのファン」にするための仕組みが確立されていることに驚きを隠せないのです。
まとめ
現状、ファーストフィルム以外にも、新郎新婦と直接つながって映像制作を行っている会社はたくさんあります。
そういった競争が激しい世界にも関わらず、なぜファーストフィルムはトップを走り続けることができるのか。
その理由が、今回の記事で明らかになったのではないでしょうか?
持ち込みで結婚式の映像業者を探している新郎新婦にとって、ご参考になれば幸いです。
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