結婚式に着たいドレスが着れない!?ウェディングドレス選びの失敗談

こんにちは。
DEPOLABOに新しく加わりましたデザイナーです!

私は、7月に自身の結婚式を控えているため現在打ち合わせやペーパーアイテム作りに追われる毎日を過ごしています。

私が結婚式の中で1番こだわりたかったウェディングドレス選びから動き始めた結婚式準備だったのですが、始めからハプニングに見舞われました。

今回は、ウェディングドレスの打ち合わせを終えて学んだことをみなさんにシェアしたいと思います!

▼私が求めるウェディングドレス

▼ウェディングドレス打ち合わせ第一回を終えて ・・・着たいドレスが無い!

▼会場との契約内容・持ち込み禁止の呪縛

▼会場特典の裏側・初回見積もりの真実

▼母親のクレーム

▼妥協 ウェディングドレス決定

▼これから会場を契約する方々へ 私からのメッセージ


私が求めるウェディングドレス

私は海外ドラマやハリウッド映画が大好きなアメリカ被れです。

なので、結婚式として描いていたのはグレイズアナトミーのメレディスや、about timeのティムが行ったような広~い自宅を利用したアットホームなウェディングでした。

そんなドラマや映画の中で花嫁が着ているのはとってもカジュアルな印象のドレス!

丈は足首くらいで、スカート部分には全く広がりのないストンと落ちるライン、大げさに言うとちょっと豪華な白いワンピースみたいな感じです。日本に店舗の無いBHLDNの様なブランドや韓国のウェディングドレスだと私好みのドレスがたくさんあり、BUYMAを見ては夢を膨らませていました。

たとえばこんな感じのドレスです。ちなみにこのドレス、1万円ちょっとで購入出来ちゃうんです。結局このドレスが諦めきれず二次会用として購入したのですが、1万円とは思えない美しい刺繍が施されたドレスでした!

org_4

出典:BUYMA

BUYMAで購入出来たら何の問題もなかったのに・・・

購入出来ない理由はこの後お話します。

※BUYMAには日本未入荷でとっても安くてかわいいドレスがたくさんあるのでおすすめです!あと、まだ利用したことはないのですがEtsyというサイトにも、個人や店舗を持たないデザイナーさんの素敵なドレスがたくさんありました。


ウェディングドレス打ち合わせ第一回を終えて ・・着たいドレスが無い!

何着ものドレスがズラーッとぶら下がっている大きな部屋。
その中から自分が求めているスタイルのドレスエリアへ行き、「これを着てみたいです!」と担当の方に伝える。

これが私のドレスショップのイメージでした。しかし現実は全く違うものでした。

ビルの5階にあるというドレスショップ。
フロアに入って広がる光景は、ズラーッと並ぶドレスではなく、ズラーッと並ぶ個室でした。その後の流れはざっとこんな感じです・・・

・個室に案内
・担当者紹介
・アンケート記入(身長、服のサイズ、希望のドレスの形、カラードレスの色など)
・アンケートをもとに軽く希望を伝える、この日の為に集めた参考画像を見せる
・タブレットを渡される、気に入ったドレスがあればお気に入りマークを付けるよう指示される
・担当者が私の希望を踏まえてドレスを持ってくる
・試着

今までpinterestを使ってこれでもかというほど大量に集めた参考画像を見せれば全ては伝わる。
そう思っていたのですが、画像を見せると担当者の反応はいまいち。

そしてタブレットを見るとことごとく私のイメージしていたドレスとは違う、お姫様の様なドレスばかり。

300着あるから必ずお好みのドレスが見つかると思います!」と契約する時にプランナーさんは言いました。

しかしタブレットにはお姫様ドレスのみで、50着くらい。
一気に不安が押し寄せました。

そして、担当者がイメージに近いものを持ってきましたといって私に見せたのは、どんだけ裾引きずるんだよ!!!って感じの引きずる系お姫様ドレスでした。

持ってきた5着すべてがそんな感じ・・・。

一応試着しなきゃいけない流れなのかなと思い5着全部を試着しました。
1着試着するごとに下がっていく私のテンション。減る口数。

「もっと丈の短いものはないですか?私は走れちゃうくらいシンプルなものが良いんですけど・・・」

というと鼻で笑われ

「いや、これ以上丈が短いものは・・・。会場は滝が流れるような雰囲気ですので、これくらいのドレスでないと負けてしまう」
と言われました。

いやいやいや!!私には私のアメリカ的なビジョンがあるんですよ!!
会場に負けるとか、結婚式とはこういうものみたいな思想を押し付けないでくれ!!!

と心の中で思っていました。
思っているだけで、実際に口には出していません・・・笑


会場との契約内容 持ち込み禁止の呪縛

ドレスショップでタブレットを渡され、1着目のドレスが運ばれてきた瞬間から私の頭の中では「ドレスは持ち込みに切り替えよう」と思考が完全に切り替わっていました。

しかし、私は持ち込み禁止の契約書にしっかりサインをしていたんです・・・。

式場見学に行った時の記憶はこんな感じです

私:ドレスって持ち込みはダメなんですね・・・

プランナーさん:お持ち込みは民族衣装などの特別な場合を除いてはお断りしているんです。でも、提携のドレスショップは300着の取り扱いがありますので必ずお気に入りのものが見つかると思います!

私:300着ですか!なら大丈夫そうですね。

こんなにしっかりサインした流れを覚えているのに、ドレスショップにいた時には完全に忘れていたんですね。

この魔法の言葉300着。
推測でしかないのですが、このドレスショップはウェディングドレスの他にも様々な種類のドレスのレンタルをしているみたいなんです。

例えば結婚式に出席する側の貸し衣裳とか。それらもぜーんぶ含めての300着だったのでしょう。

300着もあれば私の望んでいたアメリカ的ビジョンのスタイルも当然あると思っていたのに。
現実は1着もないんですから。1着も無いって・・・・。


会場特典の裏側・初回見積もりの真実

魔法の言葉300着に惑わされた私ですが、もう1つ勘違いしたことがありました。
それは、会場特典です。

ご来館時の特典として、新郎新婦の衣装代19万円分プレゼント。
そして、7月は私のお誕生日月なので会場からカラードレス代の19万円をプレゼント。

カラードレス代がプレゼントになったのは、前々からカラードレスは着ないと散々いっていたのにもかかわらず、

「着た方が良いんじゃない?どんなの着てくるんだろうって、わくわくしてたのしいじゃん!」と旦那さんが急に言い出すというハプニングがあったからでした。
険悪モードになる私たちに対して、プランナーさんからのご好意でカラードレス代プレゼントという流れになったのです。

そこで、バカな私たちはカラードレスも含めて衣装代は全て特典でまかなえる(タダで済む)と思ってしまったんです!

ドレスショップではまず、どのような金額をお考えですか?と言われました。
会場からドレス代が出ているので、その範囲でおさまるようにと考えていたんですけど・・・と伝えると、ちょと確認してきますという担当者。
ドレス代が出ていることすら認識されてない状況って、どういうこと?って感じでした。

そして、確認を終え戻ってきた担当者からの説明

「会場からは、特典として19万円と提示されています。ただ、こちらで標準的にご用意してるのは25万円からのドレスになります。10万円代のドレスとなりますと、見栄えの問題もありますので、25万円からのドレスをおすすめしております。」

おーい!特典だけじゃおさまらないんかい!っと心の中でツッコミが入りました。

その時持ってこられた5着のドレスはすべて27万円のものでした。
つまり、8万円が現在出ている見積もりにプラスされることになるんです。

ウェディングドレスだけで。

更にベールのセット13000円、直接肌に付けるものは購入しなきゃいけないということで、ドレス様の下着10000円程度。

1回目ウェディングドレスの打ち合わせだけで、どんどんプラスされていくお金。
初回で提示されている見積もりがどれだけ少なく計算されているかというのを早くも実感したのです。


母親のクレーム2回

1回目の打ち合わせを終え、まっすぐ実家に戻った私は母親に愚痴をぶちまけました。
その様子を重く受け止めた母は、「こういう時は母親がクレームを入れるのが1番なの」とクレーマー役を買って出てくれました。

私のアメリカ的ウェディングドレスのビジョンを語り、体の小さい子なので丈の長いのはダメ。
短いドレスは無いのか?と母親が強めに言うと、すんなり「ございます」と言ったという担当者。

私がもっと丈の短いのを・・・・と何度言っても長〜いのしか持ってきてくれなかったに!!

その後私にも電話が来て、もう1度ご希望を聞きたいと言われました。
私は、ちょっとおしゃれな白いワンピースで十分なんです!!ということを1回目の打ち合わせで黙り込んでいた分ぶちまけ、担当者もそのようなドレスを探しますと約束してくれました。

そして、次は母が同行することを伝え2回目の打ち合わせ日を設定しなおしました。
しかし、打ち合わせ日の4日程前に担当者から電話がきたのです。

ご新婦様のご希望のスタイルのドレスをご用意するのは難しい。
ご希望を叶える為に、次の打ち合わせではオーダーのドレスを見て頂けませんか?という内容でした。

いやいやいや!!電話でドレスあるって言ったじゃん!!挙げ句の果てにオーダーしろってか!!と心の中のツッコミです。

すぐに母親に報告をしました・・・笑
そして、母親がオーダーなんて論外だ!もう娘に電話するのはやめてくれ!とまで担当者に言い放ったのです。

結局、オーダーは無しでドレスショップにある丈の短いものをとにかく集めてくれということで話はまとまりました。


▼妥協 ウェディングドレス決定

私の中でウェディングドレスは結婚式の中で1番重視したいポイントでした。
結婚式を挙げるほとんどの女性がそうだと思います。

だから、ドレス担当者から2回目の電話が来たとき私は会場を解約することまで考えたのです。

しかし、時すでに遅し。
その時点では解約料が40万円発生するタイミングでした。
私に残された道は、そのドレスショップでドレスを見つけることだけだったのです。

母親を連れて挑んだ2回目の打ち合わせ。
用意されていたドレスは丈は確かに短かったものの私の描いていたものとはかけ離れていました。

最終的に選んだのは22万円のシンプルな見た目のドレス。
しかし、プリンセスラインです。

まさかこの私が結婚式でプリンセスラインのドレスを着ることになるなんて・・・・普通の人がパニエを入れてボリュームを出す所を、パニエ無しで対応してもらうことにしました。

完全なる妥協です。
ウェディングドレスを選ぶことに「妥協」を必要とするなんて今までの人生で考えたことすらありませんでした。
ウェディングドレスと妥協は結びついて欲しく無いワード1位だと思います。


▼これから式場を契約する方々へ 私からのメッセージ

こんなドレスが着たい!
そんな明確なビジョンを持っている花嫁さんには、衣装持ち込み可の式場と契約することを強く進めます。

もしも時間が戻せるなら、私は持ち込み可能な式場を選びます。
ただ、持ち込み可能な式場って少ないんですよね。
持ち込めても、持ち込み料が発生する場合がほとんどです。

なので、会場がどのようなスタイルのドレスショップと提携しているのかを知るというのが重要になってくると思います。

会場提携のドレスショップがある場合は、契約を進める前に1度そのドレスショップについて検索することをおすすめします。
私の場合、公式ホームページに載っている写真は、どれも希望のスタイルとはかけ離れたものでした。

ちょっと携帯で検索をかけていればプリンセスラインのドレスを着るなんて悲劇は起こらなかったはずです。
300着あるから大丈夫など、プランナーの巧みな話術には決して耳を貸さず、自分の目で見て確かめることが大事です。

前述しましたが、ウェディングドレスで妥協をするなんて夢にも思っていなかったことです。

しかし、私は妥協をしなければいけない状況に陥ってしまいました。
これは、自分で招いたことでもあると思っています。

結婚式で1番叶えたいことが、自分の思い描いていたドレスを着ることだったのであれば、それを叶えるために細心の注意をはらって契約を進めなければいけなかったのです。

1人でも多くの方が妥協をせずに自分の好きなウェディングドレスを着れることを願っています!

 

 

 

 

関連記事一覧

PAGE TOP
Language