あの人を喜ばせたい!驚いた顔が見たい!という想いで一生懸命に練習したフラッシュモブ。
結婚式自体もそうですが、フラッシュモブをやるというだけでも、一世一代の大イベントです。よりよい思い出として残すためにも、ぜひともフラッシュモブを映像に残すことをオススメします。
「自力で撮影するにもプロに依頼するにも、コストがかかるんじゃないか?」
「そもそも見返すことなんてないんじゃないか?」
そんなふうに思う方もいるかもしれませんが、明確な理由がないのに、「なんとなく映像は残さなくていいかも」と結論付けてしまうのは、非常にモッタイナイ!
今回は、思わずフラッシュモブを映像に残したくなるような理由をご紹介します。
目次
▼練習風景を撮影することで本番へのモチベーションを高めることができる
▼会場にいる全員に共感と感動を与えることができる
▼ターゲットの驚く瞬間の表情を見ることができる
▼協力してくれた友人に記念として映像をプレゼントできる
▼当日の感動をじっくり振り返ることができる
▼最高のフラッシュモブ映像を残すための方法
▼フラッシュモブの映像を残しておいてよかったという体験談
練習風景を撮影することで本番へのモチベーションを高めることができる
フラッシュモブの練習は、楽しいものでもありますが、大変・・・と感じることもあるものです。やはり、学生や社会人として忙しい生活を送るなか、合間を縫ってプライベートの時間を調整しながら参加をしているので、
「こんな大変だとは思わなかった・・・」
と負担を感じることもあるかもしれません。
ダンスの経験のない方は、一生懸命振り付けの動画を見ながら、自宅で自主トレーニングを重ねているかもしれません。
しかし、そんな大変な思いは、フラッシュモブの練習を映像に残すことで、あとあと、「あのとき頑張ったなぁ・・・」という思い出に変えることができます。
また、練習風景を撮影することで、参加しているメンバーの意識も高まるので、ダンスのクオリティが上がります。
そしてなにより、本番まで高いモチベーションを維持することができるのです。
練習風景を自分たちで撮影する上でのポイントをいくつかご紹介します。
毎回の練習風景を漠然と最初から最後まですべて記録すると、膨大なデータ量になってしまい、あとあとの編集も大変になってしまいます。
そうならないためにも、以下の3つのシーンを意識しましょう。
- 始めたばかりの頃のたどたどしい様子
- ダンスがようやく形になってきた頃の様子
- 完成間近の様子
これらの3つのシーンを意識することで、迷うことなく撮影を行うことができますし、メンバーの成長の軌跡をわかりやすく記録することができます。
会場にいる全員に共感と感動を与えることができる
結婚式の披露宴でのフラッシュモブパフォーマンスを行う上で、ブームとなっている演出があります。
それは、打ち合わせや練習風景の映像を、本番のパフォーマンス後に、会場で上映するというものです。
この演出を行うことで、どんな想いでメンバーがフラッシュモブをやったのかが、観た人に伝わるので、共感や感動を与えることができるのです。
ゲストの中には、フラッシュモブに馴染みのない方や、苦手意識を持っている方がいらっしゃることがあります。
そんな方の存在を意識していなければ、フラッシュモブは、単なるノリがいい一部分のゲストが喜ぶパフォーマンスで終わってしまいます。
今日まで時間をかけてパフォーマンスを作り上げた一生懸命な姿を見せることで、フラッシュモブに理解を示していない方にも、「フラッシュモブとはどういうものなのか」を伝えることができます。
つまり、ミーティングや練習風景のオフショット映像が、会場にいる全員に共感と感動を与えるための、重要なアイテムとなるのです。
ターゲットの驚く瞬間の表情を見ることができる
冒頭にも書きましたが、フラッシュモブを思いついた人の頭の中には、「あの人を喜ばせたい!驚いた顔が見たい!」という想いがあるはずです。
実際、本番当日を迎えると、予期せぬ事態が起きたり、バタバタする展開のなかで、意外とリアクションを確認する余裕がないものです。
パフォーマンスが終わった後のリアクションは見ることができますが、パフォーマンスの最中に、どんな表情をしていたのかを確認することは、ほぼ不可能に近いです。
なので、本番の様子を撮影する際には、ターゲットの表情だけを撮影するカメラを別途用意することを強くオススメします。
やはり、忙しい合間を縫いながら時間を作ってパフォーマンスを作りあげられたのは、あの人の驚いた顔が見たいという想いがあって頑張れたからだと思います。
ぜひとも、その想いを叶った瞬間を映像に残していただきたいものです。
協力してくれた友人に記念として映像をプレゼントできる
フラッシュモブは、友人たちの協力があって、初めて成立するものです。
友人だけではなく、仲良くなったプランナーさんや会場スタッフにも協力をお願いする場合もあります。そんな友人たちへの感謝のしるしとして、形あるものを送りたいものです。
プライベートの時間を削りながら、フラッシュモブの練習に参加した人にとっては、口にはせずとも、各自大変な思いをしながら練習に励んでいたはずです。
そこで、フラッシュモブのミーティングや、練習から本番までの映像をDVDやブルーレイなどに残すことで、友人たちへの感謝の想いと共に記念の品としてプレゼントすることができます。
ターゲットが喜んでいる表情を見た瞬間に、今までの大変だった思いは吹き飛び、頑張ってきた甲斐があったと思うはずです。
フラッシュモブの様子を記録した映像は、この先ずっと、美しい思い出を友人たちと共有できる財産となるのです。
当日の感動をじっくり振り返ることができる
やはり、時間をかけてきただけあって、フラッシュモブの本番は緊張します。
気づいたら本番は終わっていて、何が起きたのかよく覚えていないというのは、良くある話なのです。
パフォーマンスの時に、ターゲットの人や、周りの人たちがどんなリアクションをしていたのかを見ることができなければ、本番まで頑張ってきたことが報われないまま終わってしまいます。
そうならないためにも、形あるものとして映像に残すことが大切なのです。
フラッシュモブの企画を立てるミーティング、練習風景、リハーサル、本番と時系列を辿りながら、映像を編集することで、感動的な思い出深いドキュメンタリー作品に仕上げることができます。
参加者のインタビューなどを交えて、一生懸命に練習した新郎・新婦や、参加者の視点に立った映像を残すことで、写真では残すことができない感動作になるでしょう。
最高のフラッシュモブ映像を残すための方法
フラッシュモブの本番を自力で撮影する場合、以下の点に気を付けましょう。
①カメラの台数
カメラの台数は、最低でも3台あることが理想です。
フラッシュモブ全体を映す固定カメラと、ターゲットのリアクションだけを映すカメラと、仕掛け人を映すカメラの3台で撮影すると、あとあとの編集がとてもスムーズになります。
②ダンサーの位置
ダンスの経験が浅いと、リハーサルで打ち合わせた立ち位置と違う場所で本番のパフォーマンスをしてしまうことがあります。
フラッシュモブの全体を撮影する固定カメラを、理想の位置に構えるためにも、リハーサルの時に、床に粘着テープ等で目印をつけて、踊る位置をあらかじめ決めておくことが大切です。
③カメラマン
基本的に撮影に慣れている人が行うことが理想です。
そして、最も大切なのは、カメラマンは、「一人一役」に徹することです。
どういうことかというと、カメラマン一人が撮影できる被写体の数には限界があるので、仕掛け人、リアクション、全体の様子の撮影を一人で行ってしまうと、撮り逃す場面が多くなり、編集も大変になってしまいます。
それぞれのカメラマンが撮影する対象は、極力ひとつに絞り、「仕掛け人だけを撮る」「ターゲットのリアクションだけ撮る」というように、カメラマンそれぞれの役割を単純化することが大切です。
④音声
撮影と同じぐらい大切なのが、音声をキレイに録音することです。
そのためには、カメラに内蔵されているマイクを使用するのではなく、外部マイクを別途用意することが大切です。
本番で使用する音源と同じものを、映像の編集時に使用し、会場の音声と音源をミックスすることで臨場感のある映像に仕上げることができます。
⑤プロに依頼するほうがいいか
映像を残すうえで、いろいろと機材の準備や調整の必要性を考えると、撮影から編集までワンストップで、ハイクオリティにこなしてくれる、プロの映像業者への依頼も検討すると良いでしょう。
仕掛け人側としても、フラッシュモブだけに集中することができるので、時間と手間を大幅に節約することができます。
フラッシュモブの映像を残しておいてよかったという体験談
それでは最後に、フラッシュモブのDVDやブルーレイを作っておいて良かったという体験談をご紹介します。
当日急遽いろいろな変更もあり、次々と展開されていくなかで、自分たちはフラッシュモブを味わう余裕がなく、全体の様子を感じられなかったので、映像に残しておいて良かったです。
本番はあっという間で、緊張で周りを見る余裕がなく、ゲストの反応が見れまなかったので、DVDをお願いして良かったです!
友人の一人が号泣しながら踊ってくれて・・・。仕掛け人のはずの私もつい泣いてしまいました。動画を見返しながら余韻に浸っています。
まとめ
フラッシュモブの本番は、5分ほどの、あっという間のできごとです。二度と再現することができない、一度きりの5分間です。
そんなひとときを映像に残すべき理由をご紹介させていただきました。
ぜひともフラッシュモブを映像に記録して、一生の財産として残しましょう!
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